■車のフロアカーペット洗いに必要なもの

■部屋干し用洗剤
■柔軟剤（あえて蛍光剤入り）
■作業着洗い用洗剤（しつこい汚れ対策）
■デッキブラシ
■洗車ブラシ
■束子

　使うものは家庭用品ばかりなのでわざわざ買い足す必要は無いかもしれませんね。

　車のフロアカーペットは分厚く遮音材のフエルト等乾きにくい素材が多いので一度濡らしてしますと乾くまでに時間が掛かってしまいます。

濯ぎが簡単、臭いが残りにくい、部屋干し用洗濯洗剤（液体タイプ）

車のフロアカーペットと言えどもフカフカ感を出すために、少しでも汚れを落とし綺麗にしたかったので漂白剤入りの柔軟剤を使いました。

　バケツに水を張り、部屋干し用洗濯洗剤、漂白効果のある柔軟剤を適当に入れます。汚れ落ちを良くするために水ではなくお湯にしました。この辺は、普通の洗濯と同じですね。

■ いよいよ水洗い

　まずは、フロアカーペットに水（お湯）を満遍なく撒き、デッキブラシを使い簡単に洗います。洗うというよりは、汚れを浮かす意味合いの方が強いです。いよいよ、洗剤を溶かしたバケツにデッキブラシを浸してカーペットが泡立つようにゴシゴシ洗います。

　取扱説明書には、「フロアカーペットはブラシなどで強くこすらないでください。」と書かれてましたが、しょせん化学繊維の安物カーペットなのでお構い無くゴシゴシと洗いました。結果的には多少毛羽立ちましたが、気になる様な状態にはなりませんでした。


　カーペット洗いでのポイントのひとつは、事前に汚れが激しい部分に直接洗剤の原液を付けて置くと良かったです。フロアカーペットは前側の席、特に運転席側が最も汚れていますので、1st−Stageは油汚れ・泥汚れに強い作業着用洗剤を原液で塗りつけ、束子でこすり洗いをました。

　このひと手間を掛けるか掛けないかで仕上がりの良さに大きく差が出ますので面倒がらずに頑張ってください！

　フロアカーペットを濡らしてしまうと、汚れた部分の見分けが付かなくなってしまいます。全体的に綺麗になった様に見えてしまうので気をつけてください。フロアカーペットを濡らす前に、汚れの酷い所にピンポイントで洗剤原液塗って下さい！

　1st−Stageは洗剤を付ける順番を間違えたため、見事に１箇所洗い残してしまいました。一度水を掛けてしまうと洗い残しに気付くのはカーペットが乾いてからなので、洗い残しに気付いた時のショックは大きかったです。

■ すすぎぎ洗い

ひと通りフロアカーペットが洗えたら、濯ぎをします。

　まずは,ホースの水を掛けざーっと泡を洗い流します。濯いだ部分、濯いでない部分がはっきり分かるように水を掛ける方向を決めて泡を流すと分かりやすいです。

　家庭用洗濯洗剤は泡切れが良いので２回位流してしまえば綺麗に落ちたように見えます。

　

３回目の濯ぎには、洗車ブラシに活躍してもらいました。水道水の水圧では十分洗剤分が落ちないだろうと思い、洗車ブラシでこれまたゴシゴシ擦りながらすすぎをしました。
　水を掛けながら洗車ブラシでフロアカーペットを擦ると、思った通り泡が出てきました。特に原液を直接塗った部分からは、多くの泡が出ていました。

　洗車ブラシを使ったすすぎも２回やりましたので、すすぎは合計4回です。水道の蛇口にホースを繋いですすぎをしましたが、高圧洗浄機を使うともっと楽に、速く、綺麗に仕上がったことでしょう。

■水切り

　濯ぎが終われば、後は干して乾かすだけです。ベランダにフロアカーペットを立てかけて水を切るだけですが、水分を含んだフロアカーペットの重さは乾いている時に比べ２倍位重くなっていますで、ベランダの手すりに掛けるのが一苦労でした。フロアカーペットの端っこが切れるかと思ったほどです。

　最高気温１０度の1月、ベランダにフロアカーペットを干したところ、真冬で空気が乾燥している為か？フロアカーペットは化学繊維で水切れが良い為か？表側は４〜５時間で乾いてくれました。

　一方で裏側はなかなか乾いてくれませんでした。
綿状の消音材、同じく消音材のフエルト生地が吸い込んだ水分がなかなか乾きませんでした。

　水切れが良くなるよう斜めにして立てかけていましたが、フエルト生地は水切れが悪く、マメに雑巾で水分を吸い取ることを３回しました。

　大きく分厚いので完全に乾くまで時間が掛かること、掛かること。結局、３６時間干していました。

　車のカーペット洗いは当日の天気でだけでなく、翌日も晴天であることを天気予報で確認しておくことがとっても重要なんですね。

　せっかく苦労して綺麗に洗ったフロアマットが、雨に降られてビチョビチョにになったらたまったモノではありません。フロアカーペット洗いは気温が高く、湿度の低い日中帯がお勧めですね。

■仕上がり

　掃除機がけ→水洗い→濯ぎまでは、１時間足らずで済みましたが、乾くまでに時間が掛かりましたが、ようやく乾いてくれました。

　仕上がり具合の確認です。まずは、見た目の確認。泥汚れは綺麗に落ちてます。でも、洗い残しを発見！運転席側の中心側３０センチ位の大きさで汚れが残ってました！しっかりと洗ったつもりだったのに・・・。残念。（涙）

また、乾くまで３６時間干すと思うと気が遠くなったので>シートクリーナーを使って汚れ落としをすることにしました。

■効果のほどは？

　とってもすがすがしい満足感が広がりました！

　詳しくは、1st-Stageブログ「熱血！チューニングカー親父」でご確認下さい！！

面倒くさがらず定期的にすると良いですね・・・・。