構造変更について調べたところ、『構造変更は所轄陸運局でないとできない』ことが分かりました。ナンバーを取った陸運局でないと構造変更はできないことになります。

　「えっ！じゃー、○○県まで片道５時間かけて行かなきゃ駄目なの？」。一瞬目の前が真っ暗。

　気を取り直して、考え直します。ポイントは何日も会社休みたくないから名義変更と構造変更を地元の陸運局で一度にやりたいのです。

　そうだ！ナンバーを地元に変更（名義変更）したあとに構造変更すれば、地元陸運局で１発でクリア出来るんじゃないかな〜。ということに考えがまとまりました。

　調べることは、1.構造変更に必要なもの、2.名義変更に必要なもの、 3.希望ナンバー取得に必要なものついてです。　それじゃー裏を取ろうということで、ネットで探してみましたが、その当時は必要な情報がどこにも 「無い！」。

　車検場のテレホンアンサーに電話してみたところ、「構造変更については係員にお聞きください」 との冷たいガイダンス。

このパターンってイレギュラー？？？？
　結局「名義変更と構造変更を一度にできないか？」については、直接車検場に聞くしか無い事になりました。 名義変更と構造変更が一度に出来なきゃ何回か陸運局に行けばいいやと、腹をくくり準備を進めることにしました。

■構造変更（今回の場合は、乗車定員変更）のポイント
　『構造変更は所轄陸運局でないとできない』
　 ナンバーを取得した車検場でないと 構造変更はできない。 今思うと、これが今回最大の難所でした。

　さらに、構造変更をすると、構造変更した日から２年間が車検の有効期間となります。

　車検が１年残っ ていても構造変更の日から新たに２年間分の車検費用（重量税）が必要になります。重量税等の税金の返還（払い戻し）は無いので、車検期間が残っている分だけ損てしまいます。

　構造変更するのであれば、車検の有効期間の切れる直前にした方が金銭的無駄が少ないことが分かりました。

■車検場に行って直接聞いてみる
　車検場に到着してユーザ車検受付窓口と名義構変手続き窓口を何回か往復して確認したところ、１番のポイントだった「名義変更と構造変更は地元の車検場で一度にできる ことがわかりました。

　ただし、地元で構造変更をするには、名義変更の書類がしっかりと揃っていることが、大前提という条件付きでした。

　思ったより簡単に問題が解決したので、車検場の受付終了時間まで名義変更と構造変更の書類集めと記入をすることにしました。書類記入方法については、ある程度調べたつもりですが、いざ書いてみると判断に迷う項目が幾つか出てきました。

　せっかくの機会なので職員に尋ねてみると、受付終了時間 の間際だったためか対応は無愛想だったことが残念でしたが、なんとか教えてもらい、書類の記入を終わらせることができました。

　これで事前調査は無事完了！

　今回は、希望ナンバーにしようと思ってました。調べてみると、希望ナンバーは「一般希望ナンバー」と「抽選希望ナンバー」の２パターンがあり、一般希望ナンバーは、申請した当日に希望したナンバーの予約ができる仕組みになっています。ただし、車検場に申請に行かなくてはならないのが超面倒。

　業者による予約代行もあるようですが、手数料にウン千円かかるのが相場でした。車検場の希望ナンバー問い合わせ窓口に電話して尋ねたところ、車検場の近所の代書屋による代行申請を紹介してくれました。直接尋ねてみると、ここでの手数料は１千円でした。 他の代行業者に比べれば、数分の１なので心動かされました。が、今回は「自分でできることは、自分でやってみよう！」

　２００９年時点では、インターネット希望ナンバー予約システムのサービスが開始されていて、希望ナンバー申込みのためにわざわざ車検場に出向く必要がなくなりました。初心者でも使いやすいシステムになっていますので、是非ともご利用することをお勧めします。

　今回は、構造変更について車検場へ相談に行ったついでに自分で希望ナンバーの申請もできちゃいます。ちなみに、希望ナンバー申請書類の書き方については「書類の準備編」に詳しくありますのでよろしけれは読んでみてください。

　車を譲ってもらう（売却側）方から、しっかりと書類をもらうことが超超重要です。ですので、いい加減な相手とは車の売買はしないことが基本になります。と言うより、止めておきましょう。最悪、車の代金を相手に払ったが、名義変更が出来ない（所有権移転）なんてことになるとかなり面倒なことになります。

　さらには、 買取側にも車庫証明やら、保険の乗せ換えとかやるべきことが沢山ありますので、しっかりとした知識が必要ですね。

　1st−Stageは、今まで５台の車を個人売買で購入していますので、感覚的にポイントが分かるようになりました。今回購入した車も個人売買でしたので、相手方がどんな人かをメールや電話のやり取りでじっくり吟味しました。

　業者から買う場合はそのような心配は無いと思います。そのかわり、個人売買より20-40万円高い買い物をする事になります。これは、安心感に対する保険と考えることもできますね。

　また、名義変更の際は、自動車取得税の支払いが必要な場合が出てきますので注意が必要です。 年式の新しい車や新車価格が高額な車を中古で買う時は、自動車取得税の要否は要チェックです！ 自動車取得税の支払額は数万円必要になりますので、かなり財布にダメージがあります。

　自動車取得税の支払の要否は車検場に問い合わせると教えてもらえます。問い合わせの際は、車検証を手元に持っていると話がスムーズに運びますよ。