ATSのカーボンLSD(デフ)が粉々に壊れる内容は雑誌「レブスピード」のお墨付き! チューニングカー(改造車)のユーザー車検とパーツ取付情報がいっぱい。 |
ATSカーボンLSD(デフ)が粉々に壊れるATSのカーボンLSD(デフ)が粉々に壊れた画像
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1年前に買い換えたエボ9\のフロントに付いていたATSカーボンLSD(デフ)が壊れてしまいました。CT系ランサーエボリューションに付けられたフロントLSDはよく壊れると言う噂は聞いていましたが、これほども見事に粉々に砕け散るとは思いませんでした。
第1コーナーを抜けてようとハンドルを右に切ったその時
バキッツ!!
前触れも無く、エンジンルームの下から大きな音がしました。金属同士が擦れるような、イニシャルトルクを上げたデフ(LSD)がバキバキ鳴る音を一瞬でかくなったような音。
思わずアクセルを戻しハンドルを真っ直ぐに。直進状態でアクセルを踏むと車は普通に走るし、シフトアップ&ダウンは問題無いので走り続けるが、ハンドルを切るとおかしい。ついに3コーナー目、アクセルを戻→ブレーキング→ハンドルを切ると再びガリガリ!!フロントタイヤがロックするような感じになる。「もう駄目だ」。パドックへ戻ることにした。
直進状態でアクセル踏めば普通に前に進むし、シフトアップ&ダウンに違和感は無いのでエンジンとミッションは大丈夫な様子。あとは考えられるのは駆動系。ATSカーボンLSDか純正トランスファーが怪しい。そうそう、CT系ランサーエボリューションはACDポンプが壊れるとの話も良く聞く話です。
パドックへ戻り急いで下回りをチェックします。フロントのATSカーボンLSD・ACD・ミッションからのオイル漏れは皆無。走行軌跡を見てもオイルが垂れた様子はありません。
症状を再度確認してみると、前進後退は異音も無く動くが、ハンドルを切りアクセルを踏むとバギバギガリガリと凄い音。自走で長距離移動も考えたが、周囲の友人からは「恐らくデフ(ATS LSDが壊れた)だから、これ以上は走らない方が良い。」との言葉に背中を押され、メンテナンスをお願いしているショップにSOSを要請。筑波サーキットまで積車で迎えに来てもらうことにしました。
ショップのメカニックと意見交換をしたところ、「ミッションケース、デフケースの外観に異常は見られないので何とも言えないが、症状からするとデフ(ATSカーボンLSD)が壊れた可能性が高い。確認するにはミッション・トランスファーを車から外して中を見るしか方法は無い。」とのことでした。
ショップに到着してすぐ車を即座にリフトアップ。ミッションオイル・トランスファーオイルを抜いてみたところ、トランスファーオイルは非常に綺麗なのですが、ミッション側は真っ黒でした。前日に交換したにもかかわらずです。銀色の汚れも混じっているので鉄粉も出ていました。
ランエボのLSDオイルはミッションオイルと共用している(注入口は別です)のでミッションケースの中にデフオイルが回るような仕組みになっています。
これを見たショップのチーフメカニックは「ミッションか、デフだね。」と診断でした。とは言っても実際にミッション・デフ・トランスファーを開けてみないと分からないので、後の作業をお願いして帰宅することにした。
車を預けて2時間後にショップから連絡がありました。
「デフです。ここまで見事に壊れたLSDは見たこと無い。」と第一声。とにかく、1週間後の本番に間に合うように作業を終わらせて欲しい旨伝えました。