カーボントランク取付け。トランク軽量化は効果抜群!

このホームページは雑誌「レブスピード10月号」で「豊富な経験からくる解説と分かりやすい内容」と絶賛されています!

 カーボントランク&ウイングをゲットしたので早速取り付けをしました。
第一印象は、軽っ!リヤの重さの違いが体感できます。カーボントランクは、トランク&ウイングをヘルスメータを使って量ったところ、約7キロでした。 片手でらくらく持ち上げられます。トランクの鍵やナンバー灯等、
全ての付属品がボルトオンで付けられるので作業効率はとっても いいです。軽いだけあってカーボントランクの装着はとっても簡単でした。大人一人で十分装着可能です。日常の使用にも十分耐えられますので、カーボントランクは絶対お勧め!

 ランサーエボリューション純正のトランク&ウイングはというと20キロ以上あるようです。めっちゃ、重いです。重くて片手では持ち上げられず、 取付けは一人では出来ませんでした。(デザインは好きなんだけれどもな、ウイング取っちゃうとエボでは無いような感じになっちゃう。)

 カーボントランク取付けたことでリヤ周りが軽くなり、かなり車の動きが変わりました。あたりまえだけど、お尻が軽いんですね、ホント。
学問的には、カーボントランク取付けたことにより、上部にある重量物を減らす効果があり、車の重心を下げられることで、慣性を減らす効果があります。この考え方は、ランサーエボリューション8MRが動力性能を上げる目的でルーフをアルミにしたり、リヤウイングをカーボンにしたりすることと同じ考え方です。


 リヤの動きが分かりやすく、リニアになりました。特に低速コーナーでの動きが良くなったように思います。 例えば、サイドターンの滑り出しが、特に体感できます。サイドブレーキを引いてタイヤがロックし、リヤが流れ出す瞬間が違うんですね。

 サイドターンの操作としては、ブレーキングで前荷重を保ちながら、ハンドルをきりつつ、クリッピングに着いたら、 クラッチ切ってサイドブレーキを思いっきり、感じとしたら「ドスン」と引き、素早くサイドブレーキを戻しアクセル を踏み込むという一連の操作をします。 ノーマルトランク&ウイングの場合、ボディーが外側にロールしてからリヤが流れ出す感じなのです。リヤ上部が軽くなると 車が一体化してるというか、引いた瞬間リヤが出てくれる感じなんですね。リヤの動きがクイックかつスムーズになりました。とっても気持ちいいです。
サイドターンの立ち上がりでも、ノーマルだと「ズルズルッ」と言う感じで流れちゃうことがあるのですが、リヤ周りが軽くなることで 収まりも良くなっています。

カーボントランクの日常利用は、120キロ位の高速走行はノープロブレムです。(それ以上は実験していません。)よく出来てます。 カーボントランクを持ち上げる場所がずれると、グンニャリすることがあるのでカーボントランクの開閉には気を使います。 利用は剛性は十分なのでしょうが、これは、気分的に良くないですね。まーぁ、カーボントランク取付けは、軽量化が主眼なのでこの点は仕方の無いところです。 あとは、見た目もレーシーな良い雰囲気になりました。言い換えると見た目が派手になり、煽られりことが増えました。(困ったもんだ)

@カーボントランク取付けに用意するもの カーボントランク取付け1
・ラチェットレンチ
・プラスドライバー
・ウォータープライヤー(ペンチでも可)
カーボントランク取付けで用意する工具は至ってシンプルです。 この程度の工具であれば車載工具でも出来そうですね。 トランクって、もっと頑丈に取付けられているような印象があるのですが、こんなシンプルに取付けられているのは ちょっと意外のような気がします。


A純正部品外し カーボントランク取付け2 各パーツ外し

トランクについている各種部品を外していきます。トランクヒンジ・ナンバー灯・シリンダーキー・トランクオープナーを次々外していきます。 外す順番はどれから始めてもOKです。
@トランクバーの取外し 。はじめにこれだけは外しておいてください。
1.2メートル位いある棒状のものが2本だけの簡単なものですが、トランクを持上げるサポートをする機能があります。これが、知恵の輪みたいに 複雑に着いています。取外すためにあれこれやってみたのですが、素人の僕では取り外しできませんでした。何か専用ツールがあればいとも簡単 に外せそうな気がしましたので、近所のディーラーに行って取り外してもらいました。

Aナンバー灯の取外しは、プラスドライバーを使います。
外側から4箇所ネジを緩めれば、ユニット(アッセン)ごと取り外せます。 このとき、ナットの役目をしている、プラスチックを無くさないように気をつましょう。写真では、中央右寄りに見える3角すい状の白いものです。 結構勢い良く飛んでしまうようです。僕は、ひとつ無くしてしましました。(涙)目立たない場所で、 雨が入り込む可能性も低い場所なので応急処置としてガムテープで貼り付けています。
今はこれで問題ないので、そのうち解体屋で調達してこようかなと思ってます。

カーボントランク取付け3
C部品外し2 カーボントランク取付け4 Bキーシリンダーは、トランク裏側を見るとフック1つで固定されているだけです。ウォータープライヤーでつまみをくわえ引き抜けば簡単に 取れてしまいます。これも意外や意外。もっと頑丈に取付けられているのかと思いきや、シンプルなのですね〜。
カーボントランク取付け5
D部品外し3 カーボントランク取付け6 Cトランクオープナー外しには、 10サイズのボルトを2本外します。ラチェットレンチを使うと作業がはかどります。
順番はどちらかでも構いませんが車内のレバーから繋がっているワイヤーを取り外します。スプリングの中にワイヤーとボール状のストッパーみたいなもの (取付け金具?)がオープナーに引っ掛けるように固定されていますので、丁寧に外します。

ここまで外していくと、キーシリンダーとオープナーがごそっと取外せます。キーシリンダーとオープナーはロッドで結ばれているのが分かります。 ロッドとシリンダーは黄色いプラスチックのパーツで結ばれているので取付け作業の利便性を考慮して取外しておきます

カーボントランク取付け7
E部品外し カーボントランク取付け8 Dランクヒンジ外し。
ここまできたら、いよいよボディーからトランクの取り外しです。トランクは左右のヒンジに各2本ずつボルトで 固定されています。4本のボルトを半分ずつ緩め、その後、徐々に外していきます。
決して全部外さないこと。特にノーマルトランクは重いのでボディーを傷つけたり、リヤガラスを割ってしまう恐れがあります。

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