中古車高調サスペンションで失敗しない方法内容は雑誌「レブスピード」のお墨付き! チューニングカー(改造車)のユーザー車検とパーツ取付情報がいっぱい。 |
中古車高調サスペンションで失敗しない方法 |
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ただ、外見はピカピカな中古を買っは良いけれど分解してみたら中身がボロボロで、オーバーホールすると新品と同じ位費用がかかってしまうパターンがとても増えています。
実は、1st−Stageは新品のサスペンション、ショックを買った事がありません。いつも中古をオーバーホールして使っていますが、中古サスペンション、ショックで失敗したことはありません。そこで、1st−Stage流「安物買いの銭失い」にならないための中古車高調サスペンション、ショック選びで失敗しない方法をご紹介します。
■中古車高調サスペンション、ショック選びの注意点
1.ダストブーツは必需品
中古車高調サスペンション、ショックで部品代が高いのはロッドとシェルケース本体です。ロッドが丸裸だとロッドに砂埃が付いてしまいます。車高調ショックがストロークする際に砂埃でロッドに傷を付けてしまいオイル漏れの原因になります。ですのでダストブーツは必需品です。
ダストブーツが付いていても中古車高調本体の使用期間とダストブーツの汚れ具合の比較も重要です。オークション対策で慌てて付け足したなんてことが考えられます。
2.どんな使われ方をしているか?
中古車高調サスペンション、ショック選びの肝は、距離よりも使われ方です。
融雪剤はショック外観の大敵です。ショックの本体を錆付かせる大きな原因ですので避けましょう。特に本体がスチール製の中古車高調は細心の注意が必要です。
次にストリートのみの使用の方が程度が良いのか?競技に使われていたのはどうか?と言う点ですが、どちらが良いとは一概に言えないのが正直なところです。ですが真剣にやっている競技屋さんの方がメンテに金を掛けているのは間違いの無いところです。ただ、ラリー・ダートトライアルに使われている中古車高調はパスするのが無難です。メンテの方法・周期が明示されていない、あやふやな中古には手を出さないことです。
3.いつオーバーホールしているか?
長くても3年に1回を基準に考えてください。気を付けたいのが車から外して「倉庫保管」の中古車高調サスペンション、ショックです。「倉庫保管」も期間によりけりです。数年も保管されてるような中古車高調サスペンション、ショックの中身は塩漬けになっていますので即オーバーホールと考えてください。
4.ネジ類につぶれは無いか?
買って直ぐに車に装着出来ない、オーバーホールする時に部品が外れない様な事態が考えられます。特に六角ボルト(ヘキサゴンボルト・イモネジ)がなめ易いので必ずチェックしてください。
5.ロッドに傷、擦れ後が無いか?
ロッドに傷がある中古車高調サスペンション、ショックは、オーバーホールの際は即交換部品です。ロッドの擦れ跡はロッド曲がり、ダストブーツの未装着・その他の不具合が考えられます。確認の際は傷と擦れの判断が重要ですので価格との兼ね合いで判断して下さい。
6.その他の加工がされたもの
よくあるのが、ショートストローク化とナックルの取り付けボルトを長穴加工した中古車高調サスペンション、ショックです。長穴加工に関しては強度的に心配する必要はありません。長穴加工の強度に不安があるのであれば、溶接して補強すればOKです。ノウハウのあるショップであればショック1本(4箇所のボルト穴)3千円程度で作業をしてくれます。道具さえあればDIYでも出来る作業です。
その他の中古車高調サスペンション、ショックの加工は聞いたことがありませんので、パスしておくのが無難です。
7.その他
ピロアッパーマウントやスプリングと言ったところもチェックすべきポイントです。ただ、ピロアッパーマウントのベアリングは中古であれば交換前提で考えた方が無難です。
8.まとめ
『オーバーホール後1〜2年程度で、雪の無い街乗りのみ使用。もしくはJAF公認舗装系競技で使用。」というのがベストなのですが、このような中古は新品と同じくらい高いので、オーバーホールすることを前提に価格とオーバーホール費用との兼ね合いに優先順位を付けると選択肢が広がります。1st−Stageはオーバーホール前提で購入するので、中古車高調代にオーバーホール代約7万円をプラスしてお宝中古車高調探しをしています!
ここで分かりづらい部分、お伝えし切れなかった事を1st−Stageのブログ「熱血チューニングカー親父」で画像を交え補足しました。中古車高調サスペンション、ショック選びで失敗したくない あなた!よろしければご覧下さい。