ユーザー車検合格まであと一歩
■ チューニングカーの下回り検査
検査官が下回りの検査をします。
検査官は、小さなハンマーでコツコツ叩き、ボルトの緩み、車のガタを検査をします。
・ハンドル関係やサスペンション周りのガタ
・ブレーキの動作確認
・エンジン・ミッション・デフ・ドライブシャフト等の異常
・オイル漏れはないか。等々
車検場の自動検査ラインで車検を受ける場合、地震車(地震の体験ができる車の事)のように車全体を機械で揺らしながら検査をします。旧式の検査ラインの場合は、機械が車を揺らすようなことは無く、検査官が淡々と検査をしています。
下回り検査の様子は、モニターで見ることができます。
熱血親父は、珍しさと不安からモニターをじっーと見つめていました。すると、「エンジン切りってくださーい。」と検査官から注意のアナウンスが聞こえてきました。モニターに見とれて頭上にある電光表示板の指示を見落としてしまいました。 操作が遅れると、最悪、不合格なんて失敗をしないために、操作順序が前もって分かればこんな失敗せずに済んだのに・・・。残念。
下回り検査のガ終わると、次は排気ガスの検査です。
■ 排気ガス検査
排気ガスの検査は、車から降り、マフラーの中に棒状の排ガスセンサーを60センチ程度突っ込みます。そして、頭上の電光掲示板に検査結果が出るまで待ちます。
排気ガスの検査は30秒ほどで終わるのですが、結果が出るまで、間がとっても長く感じられます。排気ガス検査の電光掲示板の表示順番を知っていれば、こんな不安な気持ちにならなくて、余計な気遣いをせずに済むので、事前に確認しておくと良いです。
おまけに、排気ガスセンサーをマフラーの奥まで突っ込みますので、社外マフラーを付けたチューニングカーのユーザー車検は、排ガス検査不合格になるんじゃないかと不安になってきます。
でも、車検対応のマフラーならば車検に不合格になるような心配はいりません。
熱血親父の3年間全開走行バンバンしている社外マフラーが、車検に合格しました。車外マフラーは消耗品なんてことを良く耳にしますが、しっかりとしたメーカーは、車検の排ガス検査対応や耐久性の品質管理を行っているのですね。感心、安心です。
ショップオリジナルや、ワンオフマフラーは、事前に車検対応の検査をしていない製品が多いと思います。車検に不合格になる可能性が高いですので要注意。
■ 検査の結果を記録
下回り検査、排ガス検査が終わったら、自動車検査票に検査記録を記録します。記録方法は右側の青い機械に用紙を入れるだけです。
■ 検査ラインの合否判定
検査ライン合否の判定は、検査ラインの一番最後(出口)にある事務所で行います。まさに車検のゴール!って感じです。
検査官が自動車検査票の検査結果内容をはじめとした車検に必要な書類を全て確認します。確認が終わると合否の判定印を押してくれます。検査に不合格している項目が無ければ、チューニングカーのユーザー車検はメデタク終了となります。
しかし!熱血親父は、ヘッドライトの光軸が不合格、おまけに車高測定で再車検です。検査官からは、「君はこれから4番レーンに行って車高を測ってもらってね。」と言われました。外観検査の結果「車高測定」と赤く大きな文字で書かれていたのでした。
そこで再車検に4番レーンへ行く前に、テスター屋に行き光軸調整をしてもらうことにしました。
投稿者 Tuningcar-OYJ : 01:25 / コメント (0) / トラックバック (0)
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