ユーザー車検に合格する整備法
チューニングカーがユーザー車検に合格するためには、どこに注意すればよいのでしょうか?
17年前の初めてのユーザー車検で体験から分かったことは、「車検では、検査に合格するためのコツ」があったのです!!
熱血親父は、初めてのユーザー車検でプロの整備士に怒鳴られたけれど、運良く検査に合格するためのノウハウをマンツーマンで教えてもらえました。
「チューニングカーのユーザー車検」では、ユーザー車検制度が厳しかった頃の苦労した経験をもとに、ユーザー車検にチャレンジすることにしました。
どれだけ整備を楽してチューニングカーがユーザー車検に合格するかをコンセプトに、熱血親父なりにポイントを絞り点検・整備を実施しました。
■ ユーザー車検で合格するための足回りの点検
サイドスリップは、チューニングカーのユーザー車検では、不合格に(再検査)になりやすい検査ですので、しっかりと点検してください。車検場で「不合格」なんて表示されると、間違いなく焦ります。
焦ると、頭が真っ白になって正確な判断ができなくなり、後々かなりやばい状況になります。ご注意を!
● サイドスリップ(=アライメント)・ブレーキチェック
−高速走行をしている時に、ハンドルがぶれないこと。
−高速走行からブレ−キを強く踏んでハンドルがブレず、確実に減速する。
分かりやすく言い換えると・・・。
時速100キロ以上で、ハンドルがブレないこと。
時速100キロ以上から、フルブレーキングしたときにハンドルがブレずまっ直ぐ止まること。
強引なやり方ですが、これでユーザー車検は合格です。
チューニングカーのユーザー車検では、サイドスリップは再検査になりやすいのですが、ちょっとしたチャレンジをしました。アライメントの設定値はフロントキャンバー2・5、トーアウト1度、リヤキャンバー1度、トーアウト8度のドリフトセッティングでユーザー車検に通るのかどうかを試してみたかったのです。
チューニングカーのユーザー車検のサイドスリップ(=アライメント)の測定結果は??
● 車高の調整
チューニングカーのユーザー車検では、車高調ショックやマフラー交換をしている場合は、車高の確認が必要です。 ユーザー車検で合格するためには、最低地上高が9センチ以上必要になります。最低地上高は、地面と車体の一番低いところの距離が9センチ以上無いといけないと考えた方が無難です。
ユーザー車検で合格するための車高確認方法は、平らな所に車を置いて地面と車の最も低いところが9センチ以上あるかを確認すればOKです。
でも、定規で車高を測ろうとしたのですが、上手くいきませんでした。地面側は何とかなるのですが、車体側の基準が上手くいきません。定規を当てただけでは、何センチだか分からないのです。
で、「どうしよう????」と悩んだ末、良いものを見つけました。
ご覧のとおり、ティッシュBOXです。高さが12cm位なのでとりあえずの調整にはとっても重宝します。3センチはユーザー車検で合格するための保険と考えてください。(実は、最低地上高が12センチでも車検場ではかなり厳しくチェックされます。)
正確に車高を計るのであれば、ダンボール紙を加工して9センチにした物を用意して、一番低そうな所に置いて確認します。車の下回りを端から、端までズラしていていくと、車全体の高さが確認できます。
(でも、このやり方も面倒だったです・・・・。(涙))
● タイヤの減り具合
チューニングカーのユーザー車検では、スリップサインが出ていないことを確認します。チューニングカーは、タイヤ・ホイールの交換は当たりまえですね。タイヤについては偏磨耗が無いかどうかを確認しておいてください。
● ブレーキ清掃
タイヤを外しブレーキローターにブレーキクリーナーを吹き付けただけ。せっかくだから綺麗にしておこうって程度です。よって、省略OKです。
● 各部増し締め
メガネレンチで各ネジを増し締めしました。フルノーマル車であれば必要ないですね。
投稿者 Tuningcar-OYJ : 15:40 / コメント (0) / トラックバック (0)
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