ユーザー車検で合格するための下回り点検
ジャキアップして車の下回りを点検をします。チューニングカーのユーザー車検で合格するための作業では一番の重労働でした。(とはいっても、車の下に潜るだけですけれど・・・・。)
ユーザー車検で合格するための安全な作業には、ガレージジャッキ・ウマが必需品です。
車載ジャッキを使ってでも作業はできます。しかし、車が非常に不安定な状態になってしまいます。昔、熱血親父が車載ジャッキで車を持ち上げショック交換をしていた時、ジャッキが倒れたことがありました。間一髪で車の下敷きになり死ぬところでした!とっても怖かったです。
地面に当たった車のリヤ周の足回りが壊れてしまったのは、痛かった・・・。
なかなか緩まないボルトを外すのに集中していて、車を揺らしていることに気づきませんでした。顔の汗を拭き取るためにタイヤハウスから顔を出した時に、「ガッチャーン!」とジャッキが倒れ、車が「スーッ」と地面に落ちてきました!。実際には、1〜2秒の出来事だったのですが、超スローモーションの映像のように見えていました。
それ以来、面倒でもガレージジャッキ・ウマを使って作業をしています。車載ジャッキは緊急用と割り切って作業には絶対使っていません。
● 各部のオイル漏れ、滲みの点検
ユーザー車検で合格するためにエンジンルームからは見えない部分の確認をします。
ユーザー車検で合格するためにエンジンルームからは見えない部分の確認をします。
●オイルパン周り、デフ周り、ドライブシャフトブーツや接合部のオイル漏れを点検します。
特に、ドライブシャフトのブーツは要注意です。ゴム製でジャバラ状になっていますので、破れやすくなっています。
● ブレーキオイルの量と色を確認
● エンジン周辺のオイル漏れの 確認
エンジン周りにオイル漏れがあった場合、即刻不合格になりますので、応急処置でもいいのできれいに拭き取ってください。
● 下回洗い
下回洗いは、チューニングカーのユーザー車検で合格するために有効な手段です。オイル漏れ、排気漏れなどの汚れをキレイに落とします。
下回りの洗い方ですが、洗車ブラシとマジックリンを入れた水でゴシゴシ洗います。オイルパン周り、デフ周り、ドライブシャフトブーツやショックは念入りに洗っておいてください。
チューニングカーのユーザー車検で合格するための作業は1月末の寒い時期だったので、水が顔や服にかかり全身びちょびちょになり辛い作業でした。ユーザー車検の前日、雪が降る中走ったので、わざわざ下回りを洗うことも無かったような気がします。(苦労した割には、報われなかったかな? )
投稿者 Tuningcar-OYJ : ユーザー車検で合格するための下回り点検 | コメント (0) | トラックバック
チューニングカーがユーザー車検に合格するためには、どこに注意すればよいのでしょうか?
17年前の初めてのユーザー車検で体験から分かったことは、「車検では、検査に合格するためのコツ」があったのです!!
熱血親父は、初めてのユーザー車検でプロの整備士に怒鳴られたけれど、運良く検査に合格するためのノウハウをマンツーマンで教えてもらえました。
「チューニングカーのユーザー車検」では、ユーザー車検制度が厳しかった頃の苦労した経験をもとに、ユーザー車検にチャレンジすることにしました。
どれだけ整備を楽してチューニングカーがユーザー車検に合格するかをコンセプトに、熱血親父なりにポイントを絞り点検・整備を実施しました。
■ ユーザー車検で合格するための足回りの点検
サイドスリップは、チューニングカーのユーザー車検では、不合格に(再検査)になりやすい検査ですので、しっかりと点検してください。車検場で「不合格」なんて表示されると、間違いなく焦ります。
焦ると、頭が真っ白になって正確な判断ができなくなり、後々かなりやばい状況になります。ご注意を!
● サイドスリップ(=アライメント)・ブレーキチェック
−高速走行をしている時に、ハンドルがぶれないこと。
−高速走行からブレ−キを強く踏んでハンドルがブレず、確実に減速する。
分かりやすく言い換えると・・・。
時速100キロ以上で、ハンドルがブレないこと。
時速100キロ以上から、フルブレーキングしたときにハンドルがブレずまっ直ぐ止まること。
強引なやり方ですが、これでユーザー車検は合格です。
チューニングカーのユーザー車検では、サイドスリップは再検査になりやすいのですが、ちょっとしたチャレンジをしました。アライメントの設定値はフロントキャンバー2・5、トーアウト1度、リヤキャンバー1度、トーアウト8度のドリフトセッティングでユーザー車検に通るのかどうかを試してみたかったのです。
チューニングカーのユーザー車検のサイドスリップ(=アライメント)の測定結果は??
● 車高の調整
チューニングカーのユーザー車検では、車高調ショックやマフラー交換をしている場合は、車高の確認が必要です。 ユーザー車検で合格するためには、最低地上高が9センチ以上必要になります。最低地上高は、地面と車体の一番低いところの距離が9センチ以上無いといけないと考えた方が無難です。
ユーザー車検で合格するための車高確認方法は、平らな所に車を置いて地面と車の最も低いところが9センチ以上あるかを確認すればOKです。
でも、定規で車高を測ろうとしたのですが、上手くいきませんでした。地面側は何とかなるのですが、車体側の基準が上手くいきません。定規を当てただけでは、何センチだか分からないのです。
で、「どうしよう????」と悩んだ末、良いものを見つけました。
ご覧のとおり、ティッシュBOXです。高さが12cm位なのでとりあえずの調整にはとっても重宝します。3センチはユーザー車検で合格するための保険と考えてください。(実は、最低地上高が12センチでも車検場ではかなり厳しくチェックされます。)
正確に車高を計るのであれば、ダンボール紙を加工して9センチにした物を用意して、一番低そうな所に置いて確認します。車の下回りを端から、端までズラしていていくと、車全体の高さが確認できます。
(でも、このやり方も面倒だったです・・・・。(涙))
● タイヤの減り具合
チューニングカーのユーザー車検では、スリップサインが出ていないことを確認します。チューニングカーは、タイヤ・ホイールの交換は当たりまえですね。タイヤについては偏磨耗が無いかどうかを確認しておいてください。
● ブレーキ清掃
タイヤを外しブレーキローターにブレーキクリーナーを吹き付けただけ。せっかくだから綺麗にしておこうって程度です。よって、省略OKです。
● 各部増し締め
メガネレンチで各ネジを増し締めしました。フルノーマル車であれば必要ないですね。
投稿者 Tuningcar-OYJ : ユーザー車検に合格する整備法 | コメント (0) | トラックバック